魂の旅、食と誰かと、時々珈琲。

人生は旅。食と珈琲を好んでいる一介の主婦が日々を綴ります。

中津の思い出喫茶店/大阪中津・ンケリコ

 2019年2月23日、夫と一緒に大阪中津の写真を撮りに行ったときに、中津商店街の中にあるンケリコに寄った。

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ンケリコ外観。

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ンケリコ定食・パスタ・カレー。



私はここに初めて来たときは、確かテレビで紹介されていたキッシュ目当てだったと思う。
 今日は卒業間近の学生さんなのか、とてもにぎやかに楽しそうにしている一団がいた。おや、珍しい。と思いながら、私はンケリコブレンド(350円)を注文した。夫は深煎りコーヒー(400円)と安納芋の焼き芋ケーキ(450円)を注文してくれた。私が深煎りの方も飲みたいと頼んだからであるが。
 この店のカウンターの天井にある棚には、なぜか水木しげるの本がたくさん並んでいる。

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水木しげるだけではないのだが。


マスターの趣味だろうか?そしてここの特色は週代わりの定食。インスタグラムで告知をよくしている。
 先程も書いたがキッシュが人気で、早く売切れてしまうものだから、以前大阪に住んでいた頃入店したときにキッシュがあるときは必ず頼んでいた。運がよければ焼き立てが食べられていた。
 それにしても今日は満員だな、やっぱり人気があるんだなと思いながら珈琲を待っていると、目の前のカウンターに鎮座しているコーヒーミルに豆が入れられ、豆が挽かれる。そのまま珈琲がドリップされるいい香りが漂ってくる。コーヒーミルの近くの席は私にとってはたまらない場所だ。

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コーヒーミル。



 ふと、以前ここで食べた蓮根入り豆腐ハンバーグを思い出した。さっぱりとした豆腐ハンバーグにあんがかけてあってとても美味しかった記憶がある。副菜も豪勢だった。
 そんなことを考えていたら、珈琲とケーキが運ばれてきた。

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ブレンド・ケーキ・深煎り。



ブレンドは酸味が少し強くさっぱりとした飲みごたえのある珈琲で、深煎りコーヒーは酸味と苦味のバランスが取れていて味わいがとても深い。私としては深煎りのほうが好みだと思った。安納芋の焼き芋ケーキはクリームブリュレのように上部を焦がしてあり、少しパリッとしている。芋の甘みが強くて、何層にも分かれたクリームが特徴的だった。何はともあれ美味しかった。

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ソーダ割りなどにしてもらえる果実酒。

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お店のグッズ。





 

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