魂の旅、食と誰かと、時々珈琲。

人生は旅。食と珈琲を好んでいる一介の主婦が日々を綴ります。

ついに常連扱い!/ポートアイランド・ひつじ珈琲店

 火曜日は辛い焼きそばを食べて、次の日は次の日で胃がもたれて食欲が湧かなかった。夫が休みだったから、自転車でいける範囲の店に行って何か食べようと提案されたが、とても自転車をこぐ気にもなれない。もはやため息しか出ない状態である。
 しかしそんな時でも、私には行きたい所があった。ひつじ珈琲店である。何度もお世話になっている為、店先で挨拶されることもしばしば。こんな元気の出ない日は、あそこのグラタンを食べよう、そして珈琲を飲むんだ。
 ランチタイムの時間を間違えて、11時に店についてしまったので、しばし近所のスーパーで買い物をしてから入店。

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何度もお世話になっているお店。


ん?今日はトマトソースグラタン?

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このお店は定食とグラタンorドリアをランチとして提供している。


何それ食べたことがない。 店の中にはモーニングタイムからいたであろう客が、引き続きランチタイムに突入している感じでいた。私たちはいつもの席についた。ここからだと、珈琲がサイフォンで淹れられるのが見えるのである。私はグラタンと珈琲のセット、夫は鶏肉竜田あげと珈琲のセットを注文した。
 注文してから落ち着いて周りを見渡すと、いろんな情報を知ることができる。まずはメニュー。

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ランチメニュー。

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お食事メニュー。

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お飲み物メニュー。




塩の調味料入れにはショートパスタが入っている。

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可愛らしいショートパスタが入っている。


運ばれてきたシルバー入れは可愛いキリンのマグカップだった。

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マグカップはその日によって変わるのだろう(多分)



 そして運ばれてきたのがこちらである。

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トマトソースのグラタンとは初めてだ。


温玉を割りいれてグラタンに乗せていただく。トマトソースだからトマトの酸味がきいていて、クリームソースとは違った味わいで美味い。もともとトマトソースも好きだから、こういう感じのグラタンも美味しくいただけるというわけだ。特に、トマトソースだとトーストに合う。グラタンを食べ、トーストを食べ、の交互食べをしているとなんとも言えず幸せな気分になってくる(主にお腹が)。
 一方夫の方に運ばれてきた竜田あげも、珈琲付き800円は安いと思うくらいに美味しいものだった。

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軽めの定食という印象だったらしい。


日替わりなのが悔やまれるが、それがここの店のルールなのであろう。
 お腹を満たし、ゆったりとした気分で珈琲を待つ。カウンターの後ろでサイフォンから外された珈琲のフラスコが温められているのを見ながら、初めて食べたトマトソースのグラタンの味を思い起こしていた。
 そして珈琲が運ばれてきた。

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サイフォンで淹れられた珈琲。


私はここの珈琲が大好きだ。近所で気軽に飲むことができるし、苦味がやや強い味わいも私好みで好感が持てる。いつもミルクや砂糖を入れようか悩んでしまうのだが、結局ブラックのまま飲み終えてしまう。ミルクが合うような気もするのだが……。
 さて、お腹も気持ちも満足した私たちは、会計するためにレジに向かった。お店のお嬢さんが、「領収書はいりますか?」と尋ねてくる。よく見るとレジ横に「1,600円」と書かれた領収書が置かれていた。私が領収書をもらうと、夫は「ここじゃお前は”領収書をもらうおばさん”として認知されてるんだな」とけらけら笑っていた。

ひつじ珈琲店 - 市民病院前/喫茶店 [食べログ]