魂の旅、食と誰かと、時々珈琲。

人生は旅。食と珈琲を好んでいる一介の主婦が日々を綴ります。

早起きした朝は/一杯の珈琲とともに

 結局のところ、14日の間にピアサポーターの報告書を書き上げることはできなかった。現地で取ったメモを眺めつつ、どう書いたものかとため息をついていたのであった。そうしているうちに夕食の時間になり、寝る時間になり……起きたのは今日の4時半。
 若干眠いが、報告書を書いてみようか。そんな気になり、珈琲を淹れた。私はあの時患者の方とどんな話をしていただろう?どんなことを聞かれただろう?他のピアサポーターの方は懇談会を終えて何を感じただろう?そんなことをできる限り思い出しながらタイプしていく。珈琲の香りがいい起爆剤になったのか、次々とその時のシーンを思い出せる。
 そして何とか、初めての懇談会についての報告書を書き上げることができた。省略させなければならないところがいくつもできてしまったが、以前「できるだけ一枚の報告書でまとめてください」と言われていたので、要点を押さえたものにした。終わったと思ったら欠伸が出てきてしまった。保存をしてから目を閉じる。
 気がついたら夫に肩を揺さぶられていた。珈琲は少しだけ冷えていたからそんなに時間は経っていないはず。うとうとしていたのかと思いつつ、今日は病院の通院日だということと、図書館への本の返却日だということを思い出し、急いで準備をするのであった。